高知台風の大雨で小学生など７０人余取り残されるが無事生還

高知市土佐山にある市の教育施設の
「工石山青少年の家」では、施設に
通じる県道などの道路が、大雨による
土砂崩れでふさがれてすべて通れなくなり、
施設を利用していた幼児や小学生を含む ７８人が３日から取り残され、孤立した
状態が続いていました。

台風12号の影響で、四国地方では、猛烈な雨が
降り続き、高知県では、降り始めからの雨量が、
900mmを超えているところも出ている。


nhk.or.jpより





大雨による土砂崩れで高知市の
山間部の施設に３日から取り残されていた

幼児や小学生など７０人余り。


高知県は点検の結果、
安全が確認されたとして、５日朝、
施設につながる道路の通行止めも
解除しました。

施設に取り残されていた子どもたち
７５人は県と高知市が用意した２台の
バスなどで午前８時前に、およそ３０キロ
離れた高知県本山町の県の土木事務所に
到着しました。

子どもたちは、やっとそれぞれの自宅へ
帰れる予定です。


四国大雨　高知市に避難勧告、徳島では男性が川に流され死亡(14/08/04)


小学６年生の女の子は


「やっと帰れてうれしい。

家族に会えずにさみしかったし

ずっと施設にいるのは嫌だった」


と話していました。


また小学５年生の男の子は、

「雨もすごく風も強かったので怖かったし、

バスで帰る途中は土砂崩れが起きないか

不安だった。施設ではテレビを見るなどして

過ごしていた」

と話していました。

子どもたちは、土木事務所で医師による
健康チェックを受けたり、朝食を取ったり
したあと、それぞれ自宅へ帰る予定です。

タグ：台風 四国 大雨 土砂崩れ 封鎖 孤立 工石山青少年の家 高知県本山町